子供たちと地球の未来のために、今できること。
福島市の信夫山の麓にある学校法人東稜学園福島東稜高等学校理事長・校長をお務めになる小原
敏氏。福島日産より日産アリアがまもなく納車となる晩夏の某日、小原氏と日産アリアを繋ぐ物語について伺いました。
※掲載内容はインタビュー当時2023 年9 月のものです。
学校法人東稜学園 福島東稜高等学校
理事長・校長
小原 敏 氏
見上げた空に星が輝き続ける未来。
星のように子供たちが輝き続ける未来。
約50年の時を教育に携わり、多くの子供たちから勇気と感動をいただきました。プライベートでも9人の孫に恵まれました。子どもたちが暮らす未来ついて日々考えており、より良い地球環境を残すための実践に励んでいます。家族で地球環境問題について語る時間、中国内モンゴル自治区での植林活動に家族6人で参加する機会もあり、「地球環境」は私の人生に密接した思い入れの非常に大きいテーマです。
福島東稜高等学校の副校長職を経て校長に就任したのは2012年になります。時代により、教育も変わっております。多感な高校生の時期に、夢中になれることを楽しくする。それがあってこそ活きる知見。時代に合わせた器の教育を今後も変わらずに福島東稜高等学校において実践していきたいと考えます。
就任以来、福島東稜高等学校と様々な社会課題への繋がりを大切にしています。その一環として「地球環境」に配慮した活動に注力しています。2009年1月には生徒会エコスクール宣言を実施しました。福島東稜高等学校には「環境保全」に関わる多くの仕組みや取り組みがあります。生徒たちは日常的にそれらに触れ、自らアクションすることで自然と環境保全活動に関わりを持つことができます。宣言から10年を超える月日が流れておりますが、福島東稜高等学校の環境の取り組みをこの先も日々進化させていきます。
少し話は変わりますが、福島東稜高等学校には、東北地区の高校施設で最大級の口径を誇る大型望遠鏡(主鏡口径45cm)があります。太陽や惑星などが非常に細部まで観察することができ、福島東稜高等学校の大きな1つの特徴となっています。子供たちがいつまでも星のように輝き続ける未来があってほしい。見上げた時に天上にいつまでも星がキラキラと輝く地球であってほしいと願っています。
日産アリアを選んだ理由、
それは未来の環境に対する思いと
ゆるぎない実践の意思顕示。
日産アリアを選んだ理由は、まずは何よりも環境の面でとても配慮された車であったから。
車は日常的に使うものだからこそ、環境に配慮した意思を持った選択をしたいと考えています。日産アリアは電気自動車で地球温暖化に影響のあるCO₂や排出ガスを走行中は一切出さないように徹底されています。当然と言えば当然ですが、テールパイプがないんですよね。またオゾン層破壊や地球温暖化を引き起こしにくいようにエアコン冷媒への配慮やEVバッテリーの再利用による資源の有効利用など共感できるところも多いです。
また、いつか実現したいのは自宅の太陽光発電から日産アリアに電気を送り活用すること。
この仕組みが実現すると電力需要の低い夜間電力を日産アリアに貯め、エネルギーを効率的に活用できるようになるメリットもありますし、災害時対策にも有効です。もしもの時、日産アリアに蓄電した電気を活用して一般家庭6.5日分*の電力がまかなえるのは安心です。
※電気自動車とV2Hを組み合わせるシステムが必要です。
*日産アリアB6の場合。一般家庭での1日あたりの使用電力量を約10kWhと仮定した場合の試算。V2Hの変換効率などは含まない。
別の視点で日産アリアを選んだ背景として、これまでの愛車もSUVでしたので、SUVスタイルという点も私にとってはポイントでした。高さがあり視界が広いので運転しやすいです。また日産アリアの特徴として、伝統工芸を取り入れたデザイン、配慮されたレイアウトやスペースの開放感など、車内で快適に過ごせる気配りが多く見られます。
走りに関しては、電気のパワーで一気に加速する。坂道やパワーが必要なところでも不安がありません。またしっかりと路面をグリップしてくれます。全方位の運転支援機能が搭載されており、走行時の安心安全に繋がっています。
高速道路の走行支援をしてくれるプロパイロット2.0など試し切れていない機能も多いのですが、走りや機能面でも魅力的です。
思想をもって、行動に繋げる。
実践から得られる心の充足。
私にとっての心の充足は、実践の中から生まれていきます。きちんと休息を取ることも、仕事などの活動に励むことも、実践です。両方大切ですね。いま大切にしている充足活動の1つは、自宅の庭で行っている家庭菜園です。時間を見つけて手間をかけています。育った野菜が食卓に上がり、家族と食す瞬間もとても充たされます。
日産アリアには充足活動における、移動を支えるよきパートナーであってほしいと思っています。
参考情報
福島東稜高等学校の取り組みを深掘り
主要な環境取り組み
福島東稜高等学校では2009年1月 生徒会エコスクール宣言を皮切りに、多くの取り組みが進んでいます。
- 大型太陽光発電システム:発電状況(瞬時発電量・日次累計発電量)は校舎内1か所に。
- 街路樹ソーラー、ウインドライト:3基設置。太陽光発電と風力発電の組み合わせ型。
- 採光窓による省エネ:校内廊下に6か所。
- マイボトル・マイカップ推進:ウォータースタンドを設置。
- 大ホールに設置のもやクールシステム&紫外線防止窓:2機能を通じ電気未使用で気温を5~6度ダウン。
- CO2排出削減:省エネ型電気エアコン除く校内の多くのエアコンでGHPガスを使用。
- ジェット式節水トイレ:ほぼ全てのトイレに設置。水量を30~40%程度削減。
- LED照明:ほぼすべての照明として利用。電気使用量70%削減。照明ランプ耐久性5倍により維持費用約80%削減。CO2削減寄与。
- 多機能別ごみ資源収集所:17種類分別。
- 福島市信夫山クリーンアップ作戦:年間通じクラス単位でゴミ拾い・分別活動実施。
- 超大型気化式涼風機:化学的触媒未使用の自然クーラー。CO2削減。
- エコウィンドウ:一般的なガラス(3mm)から年間エネルギー消費量を約30%削減。
- 猪苗代湖 漂着水草清掃作業:水質改善活動への貢献。
- その他:自動点灯男女トイレの照明、電気のいらない自動ドア式車椅子用トイレなど
大型望遠鏡
東北地区高校施設において、最大級の口径を誇る望遠鏡!
- 45cmリッチー・クレチアン式反射天体望遠鏡
- 80mmED屈折望遠鏡
- 70mm太陽望遠鏡
- 2011年8月22日オープン
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